当院ではVATECH社のPaX-i3D Smartという機種を導入しております。
これまでのレントゲンは立体物を二次元の平面で映し出すものでしたが、CTは三次元で立体的に映し出すことが出来ますので、より詳細な診断が可能となります。
インプラント治療では術前に骨の厚みや高さ、骨の中を通る神経・血管の位置を事前に確認し、インプラントの埋入位置をシミュレーションすることで、より安心安全な手術を行うことが出来ます。
根管治療(根の治療)では、複雑な根の形態の確認や、複数ある根のどの根が病気の原因であるのかを突き止めることにより、今までよりも確実な治療が可能です。
レントゲンの被ばく量についても、CTは被ばく量が多い機種もありますが、PaX-i3D SmartのCT撮影時の被ばく量はパノラマレントゲン(従来の二次元レントゲン)2枚分という低被ばくを実現しています。
また、この機種はパノラマレントゲンの画質も非常に繊細であり、これまでよりも確実な診断が可能となりました。
VATECH社は医療システムを専門とする韓国有数の企業グループであり、歯科レントゲン、検出器を含む歯科用X線のキー・コンポーネント、画像診断ソフトウェア、医療システムの機構設計に至る、さまざまな分野に研究開発、製造、流通サービスを提供しています。
歯科レントゲンに求められる機器、ソフトウェア、サービス体制を一貫して提供できることが強みとなっており、世界屈指の販売実績を有しています(2018年世界販売台数2位、アジア市場1位、アメリカ市場1位)。